イタリア老舗ブランド@ガイド
イタリアはバッグや革製品の生産、加工技術において世界で高く評価されています。
イタリアンレザーといえば、数ある皮革の中でも最高品質と謳われるほど。
中でも花の都フィレンツェを擁するトスカーナ地方は、世界のバッグメーカーの1/4がファクトリー展開をしているとまでいわれます。
11~12世紀頃よりトスカーナではすでに革をなめす高度な技術が確立していました。
豊かな自然を誇るトスカーナは、革をなめすのに必要なタンニンが抽出できる樹木が豊富にあったことも、なめし技術の発達に一役買いました。
中世になると、教会で使う聖器や宝石を入れる箱に革素材が使われ、金箔の刻印で美しく装飾がなされました。
革なめしギルドは厳しく管理され、なめし技術は親から子へ、一子相伝の技として継承されていきます。その管理の厳しさは、粗悪と評価される革をなめした職人は罰せられることすらあったというほど。
しかし、このような徹底した品質へのこだわりと管理の結果、古くから革の加工の技術が磨かれ、蓄積されていったのです。
ルネサンス期には、フィレンツェの街を流れるアルノ川の右岸やヴェッキオ橋に、ミケランジェロやボッティチェッリなどの工房と軒を連ね、革職人達の工房が開かれました。
彼らはヨーロッパの最先端技術を誇り、芸術家たちと同等の地位を得て活躍していたとヴァザーリの歴史書にも記されます。
歴史と共に蓄積された職人たちの熟練した技術と、高い品質、オリジナリティ溢れる高いデザイン性により、イタリアのバッグや革製品は今なお色あせることなく、時代の差先端を牽引しています。
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